藤沢市の歯医者 藤沢石川パール歯科

上顎洞炎

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上顎洞炎のイメージ画像

上顎洞炎は、鼻だけでなく頰や歯にも影響が出やすい副鼻腔の炎症です。風邪やアレルギー、歯のトラブルなどさまざまな要因で起こり、放置すると慢性化することもあります。早期に原因を見極め、適切な治療を行うことが大切です。

上顎洞炎の症状

頰の重だるさ・圧迫感

片側または両側の頰が重く感じたり、押されるような不快感が出ます。

前かがみで痛みが強くなる

体勢を変えたときに頰の痛みが増すことがあります。

奥歯の痛み(歯の痛みと勘違いしやすい)

上の奥歯がじんじんするような痛みが出ることがあります。

鼻づまり

空気の通りが悪くなり、呼吸しづらく感じます。

黄色・緑色の粘り気のある鼻汁

細菌感染が加わると、色のついた鼻汁が増えます。

においが感じにくくなる(嗅覚障害)

食べ物の香りや日常のにおいが分かりにくくなります。

後鼻漏(鼻汁がのどへ流れる感覚)

のどに違和感が続いたり、咳が出やすくなることがあります。

症状が長引く(慢性化の可能性)

数週間続く場合は、慢性上顎洞炎の可能性があるため受診が必要です。

上顎洞炎の原因

上顎洞炎の原因イメージ

上顎洞炎の原因は大きく「鼻由来」と「歯由来」の二つに分けられます。鼻由来のものは、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染をきっかけに起こることが多く、細菌の二次感染が加わることで症状が悪化するケースも見られます。アレルギー性鼻炎を持つ方は粘膜が慢性的にむくんだ状態になりやすく、上顎洞の出口(自然口)が塞がれることで炎症が持続しやすくなります。上顎洞炎の原因は大きく「鼻由来」と「歯由来」の二つに分けられます。鼻由来のものは、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染をきっかけに起こることが多く、細菌の二次感染が加わることで症状が悪化するケースも見られます。

一方、歯由来の上顎洞炎は「歯性上顎洞炎」とも呼ばれ、上の奥歯の根が上顎洞に近接していることが原因です。虫歯の進行・歯根の炎症・抜歯後の感染などがきっかけとなって細菌が洞内に波及します。鼻の治療をしても改善しない場合は、歯の状態を見直す必要があることを覚えておいてください。

副鼻腔炎と関連する疾患

上顎洞炎は、副鼻腔炎というより広い概念のなかに含まれます。副鼻腔は上顎洞のほかに前頭洞・篩骨洞・蝶形骨洞という空洞で構成されており、複数の部位に同時に炎症が起きることも珍しくありません。

副鼻腔炎と関わりの深い疾患としては、まずアレルギー性鼻炎が挙げられます。鼻粘膜の慢性的な腫れが自然口の閉塞を招き、副鼻腔内の換気が悪くなることで炎症を繰り返しやすくなります。また、鼻中隔弯曲症(鼻の仕切りが曲がった状態)も空気の流れを妨げる要因になります。さらに、喘息を合併している患者さまでは「好酸球性副鼻腔炎」という難治性のタイプに発展するケースもあり、より専門的な対応が必要になることがあります。気になる症状があれば、単なる鼻の問題として片付けず、幅広い視点で診察を受けることをおすすめします。

上顎洞炎治療の流れ

STEP 1|問診・診察

症状の経緯、鼻の状態、歯の治療歴などを確認し、上顎洞炎の可能性を評価します。

STEP 2|画像検査(必要に応じて)

レントゲンやCT検査を行い、炎症の広がりや原因部位(鼻性・歯性)を特定します。

STEP 3|薬物療法(急性期)

抗菌薬・去痰薬・点鼻薬などを組み合わせて治療します。
歯が原因と疑われる場合は歯科との連携が重要です。

STEP 4|手術療法の検討

薬で改善しない、または慢性化している場合は、内視鏡下鼻内副鼻腔手術(ESS)を検討します。

STEP 5|治療後の経過観察

再燃がないかを確認するため、治療後も定期的な通院で状態をチェックします。

STEP 6|生活背景に合わせた治療提案

当院では、症状や生活スタイルに合わせて無理のない治療方針をご提案しています。「市販薬で改善しない」「毎シーズン同じ症状を繰り返す」場合はご相談ください。

上顎洞炎に関するよくある質問

上顎洞炎の質問イメージ

Q. 上顎洞炎は自然に治りますか?

A. 軽度の急性上顎洞炎であれば、安静と十分な休養で症状が軽快することもあります。ただし、2週間以上症状が続く場合や発熱・顔面の強い痛みを伴う場合は、細菌感染が関わっている可能性が高いため、自己判断での経過観察は禁物です。放置すると慢性化しやすく、治療に時間がかかるようになってしまいます。

Q. 歯が痛いのに耳鼻科を受診する必要がありますか?

A. 上顎洞炎では奥歯の痛みが主な訴えになることがあり、歯科を先に受診して「歯に異常なし」と言われた場合は、鼻・副鼻腔側の問題を疑う必要があります。当院では症状全体を診たうえで適切な診療科へのご案内も行っていますので、まずはご相談ください。

Q. 手術が必要になることはありますか?

A. 多くの患者さまは薬物療法で改善しますが、慢性化した場合や鼻茸(ポリープ)が形成されている場合は、手術が選択肢に入ることがあります。現在は内視鏡を使った体への負担が少ない術式が主流で、日帰りまたは短期入院で行われるケースも多くなっています。手術が必要かどうかは検査の結果をもとにご説明します。

Q. 子どもでも上顎洞炎になりますか?

A. なります。子どもは副鼻腔の発達途中であり、風邪をきっかけに副鼻腔炎を繰り返しやすい時期があります。鼻水が長引く、いびきがひどい、口呼吸が目立つといった場合は、一度受診されることをおすすめします。

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